ハイエースは仕事に遊びに無敵の相棒だが、たったひとつ、どうしても避けられない「重い現実」がある。
それは、巨大なリアゲートの開閉だ。

荷物で両手が塞がっている時、あるいは雨の日。
あの鉄の塊を「よっこいしょ」と持ち上げるのは、もはや苦行と言っても過言ではない。

最近の高級車では当たり前の「オートリアゲート(電動バックドア)」が、もしハイエースにあったら……。
その夢を叶えるべく、私はAliExpressで怪しい(?)後付けキットを召喚。自力での電動化に挑んだ。


▼ この記事を読めば「電動ゲート化」の真実がわかる
  • 海外製「後付け電動キット」の適合性と信頼性
  • 説明書なし!?DIY取付のリアルな難易度
  • 純正リモコン連動という「神機能」の使用感

購入のきっかけ:ストレスを「テクノロジー」で解決する

ハイエースのリアゲートが重いのは構造上の宿命だ。だが、日常のあらゆるシーンでそれは牙を向く。

  • スーパーの帰り、両手に袋を下げている時
  • 傘を差しながら荷物を積み込みたい雨の日
  • 力が弱い子供や女性が操作する時

これらの不便を「仕方ない」で済ませるか、それとも変えるか。私は後者を選んだ。
国内にレビューが少ないなら、自分が人柱になればいい。その一心でポチったのである。

【オーナーズ・ノート】AliExpressでの購入は不安も伴うが、ショップ側の適合チェック(型式・年式の確認)は意外にも丁寧。この「事前の摺り合わせ」が成功への第一歩となった。

到着した「夢の塊」:その質感をチェック

注文から2週間。届いた箱はずっしりと重く、中にはハイエースの巨体を支えるに相応しい剛健なパーツが詰まっていた。

■ キットを構成する「ガチ」な要素
  • 電動ダンパー(左右):純正とは比較にならない太さとパワー
  • コントロールユニット:開閉を司る「頭脳」
  • 専用ハーネス:各部へ電力を送る「血管」
  • 追加スイッチ:運転席やゲート側で操作するためのインターフェース

ただし、予想通り取扱説明書は付属していない。ここからは、構造を理解し、現物と格闘するDIYの真骨頂が始まる。

取付ドキュメント:汗と油のDIY記録

作業は「内張りの剥がし」から始まり、最も神経を使う「配線通し」へと続く。

  1. 内張り撤去:クリップ位置を確認し、力加減に注意して剥がす
  2. ダンパー交換:ゲートが落下しないよう、確実な支柱(または相棒)を用意せよ
  3. 配線レイアウト:可動部への干渉は断線の元。結束バンドで完璧に固定する
  4. 電源確保:常時電源とアース。ここが甘いと動作が不安定になる

本キットの特筆すべき点は、「純正リモコンのオープンボタン3回押し」で開閉ができること。車にたどり着く前に、遠隔操作でゲートがせり上がる様は、まさに圧巻だ。

・結論:これは「ハイエース版・文明開化」である

導入して分かった。これは単なる便利グッズではない。
ハイエースという車の格を一段引き上げる「正解のカスタム」だ。

もちろん、開閉スピードの緩やかさや動作音といった「後付け感」はゼロではない。
しかし、あの重労働から解放されるメリットに比べれば、些細な問題に過ぎない。

HIACE LIFE|ハイエースDIY研究所

今回使用した「魔法の杖(電動キット)」はこちら

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